海底から来た女

(C)1959 日活
敏夫はヨット・ファラオン号で走り疲れた体を入江に横たえ、崖の上でハーモニカを吹いていた。それを聞いていた小説家の堤は、敏夫のヨットに乗っていた美しい黒髪の少女のことを彼に聞いた。少女と同船したおぼえのない敏夫は、堤の頭がオカシイのではないかと思った。その夜は嵐で海が荒れた。翌朝、敏夫はヨットをみにいくと、黒髪の少女が全裸で生魚をかじっていた。彼が近づくと少女は海中に飛びこみ、姿を消した。

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