星と嵐

(C)1976 東宝
山岳部員である柏崎真一の夢は世界中の山にアタックすること。父親の真介と姉の正子はあきれ顔だが、母の陽子だけは真一のよき理解者だった。真介は、東京消防庁第八方面本部の消防署に勤務する、この道三十年のベテラン消防官である。死と直面する危険な仕事場へ夫を送り出す陽子は、極度の神経疲労が重なって、ある日、心臓衰弱のため急死した。妻の最後の看病も仕事のため出来なかった真介の冷酷な態度に真一の怒りが爆発し、家を出て湘南海岸へ向かった。

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