木曾の風来坊

(C)1955 日活
甲州の黒駒勝蔵の賭場でイカサマ謇の名人佐太郎と弥之助は知りあいとなり、追分の貸元山源の家に草鞋をぬいた。佐太郎は女にかけては気が弱く、反対に弥之助は女に手の早い男だった。料亭の女お新は佐太郎に一目惚れしたが、彼は酔って高嚊の間に弥之助がお新を口説き始めた時、彼女の旦那山源が現われたので二人は驚いて逃出した。塩尻に落着いた二人は、荒物屋仁兵衛の娘おたねと親しくなった。

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