グレアム・ヤング毒殺日記

幼い頃から薬品に興味を持っていたグレアムは、14歳の時、硫化アンチモンという薬品と出会い、その怪しい魅力にひきつけられる。ある時、グレアムは女の子とデートした友人に嫉妬し、彼にアンチモンを塗ったサンドイッチを食べさせる。次に彼は、隠していたポルノ雑誌を燃やした母親にアンチモン入りのチョコレートを食べさせ、さらに医者がくれた薬にも混ぜて母親を毒殺する。すっかり毒殺の魅力につかれた彼は、次に父や姉に狙いを定めるが、警察に疑われ逮捕される。異常性格と判断されたグレアムは、精神病棟で治療され、やがて釈放される。社会復帰もし、職場の仲間ともうまくいっていたが、偶然、薬品棚にある緑色の瓶を見たことで、彼の心は大きく動揺するのだった……。

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