キンキンのルンペン大将

(C)東映
失敗を繰り返して何度となく職を首となった二宮清十郎は、女房の君子に毎日のように罵しられるために、わずかな手荷物を持って故郷の山形を後にした。胸を弾ませての上京だったが、第一日目にして金を失くしてしまった。仕方なく上野の山をぶらついていると、数人のルンペンが接近して来て、地見屋の駒井鉄五郎、仲間から会長と慕われている遠藤大五郎らにルンペン社会に入ることを奬められた。

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