きつねと私の12か月

(C)Bonne Pioche Productions-France 3 Cinema-2007
爽やかな秋の日、リラは学校の帰り道で美しい一匹のきつねと出会った。大きな瞳、鳶色に輝く柔毛。リラはゆっくりときつねに近づいていった。目と目があった瞬間、きつねは森の奥へと消えていってしまった。次の日から、イリラはきつねを探す冒険が始まるのだった。冬の日。葉の落ちた木々に雪は降り積もる。彼女は雪をかきわけながら、きつねを探す。ついに小さな足跡を見つけた。山に獣の咆哮が響き渡る。二匹の狼が遠くの崖の上を悠々と歩いていた。その姿に目を奪われたリラは崖に気づかすに落ちてしまう。足を骨折したリラ。冬の間、家から出られず、きつねの本を読んだり絵を描いたり。長かった冬が終わり、風がやさしい春の訪れ。きつね探しを再開したリラは、遂にきつねの巣穴を見つけた。中には子ぎつねがいた。翌朝、巣穴にでかけると、あのきつねが一匹の子ぎつねを抱えて現れた。しかし、素早く逃げて行ってしまった。リラはパンをちぎって、おびき出す作戦に出た。パン屑に導かれて、きつねが現れ、リラをとの距離はしだいに縮まった気がした。そして、時間のたっぷりある夏休みがやってきた。
公開日
2009年1月10日(土)
監督
リュック・ジャケ
脚本
エリック・ロニャール リュック・ジャケ
撮影
ジェラール・シモン
音楽
アリス・ルイス エフゲニー・ガルペリン ダヴィド・レイエス
出演
ベルティーユ・ノエル=ブリュノー イザベル・カレ
製作年
2007
製作国
原題
THE FOX & THE CHILD
上映時間
96
INTRODUCTION
心癒される四季折々の雄大な自然と、森の動物たち。一人の少女と一匹のきつねの美しくも切ない物語が紡がれていく。監督は、アカデミー賞を受賞した「皇帝ペンギン」のリュック・ジャケ監督。本作はフランス本国で公開されるや240万人を超える動員で大ヒットを記録した。森の動物たちと四季の移り変わりを圧倒的なカメラワークで収めている。ロケ地はフランス南東部のルトール高原とイタリアのアブルッツオ地方。アナグマ、はりねずみ、アーミン、熊、狼、大山猫、子ぎつねたちが次々と登場する。そうした中で、主人公の少女リラと一匹のきつねテトゥとの友情が繰り広げられていく。
STORY
爽やかな秋の日、リラは学校の帰り道で美しい一匹のきつねと出会った。大きな瞳、鳶色に輝く柔毛。リラはゆっくりときつねに近づいていった。目と目があった瞬間、きつねは森の奥へと消えていってしまった。次の日から、イリラはきつねを探す冒険が始まるのだった。冬の日。葉の落ちた木々に雪は降り積もる。彼女は雪をかきわけながら、きつねを探す。ついに小さな足跡を見つけた。山に獣の咆哮が響き渡る。二匹の狼が遠くの崖の上を悠々と歩いていた。その姿に目を奪われたリラは崖に気づかすに落ちてしまう。足を骨折したリラ。冬の間、家から出られず、きつねの本を読んだり絵を描いたり。長かった冬が終わり、風がやさしい春の訪れ。きつね探しを再開したリラは、遂にきつねの巣穴を見つけた。中には子ぎつねがいた。翌朝、巣穴にでかけると、あのきつねが一匹の子ぎつねを抱えて現れた。しかし、素早く逃げて行ってしまった。リラはパンをちぎって、おびき出す作戦に出た。パン屑に導かれて、きつねが現れ、リラをとの距離はしだいに縮まった気がした。そして、時間のたっぷりある夏休みがやってきた。
CASTING
●ベルティーユ・ノエル=ブリュノー (リラ) 1996年生まれ。05年、ジャン・ピエール・ドニ監督の「la Petite Chartreuse」で映画デビュー。 ●イザベル・カレ(ナレーション) 1971年生まれ。パリ出身。88年「ロミュアルドとジュリエット」で映画デビュー。00年「記憶の森」でセザール賞主演女優受賞。主な出演作は、「クリクリのいた夏」(98)、「愛してる、愛してない・・・」(02)、「チャーリーとパパの飛行機」(04)など。
配給会社
松竹

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