阿波DANCE

川村茜は、母親の恭子が突然に離婚したため、実家の徳島へと引っ越してきた。茜は東京では、４人組ヒップホップユニット「SO COOL」のリーダー格として活躍し、大会で優勝するほどの実力を持っていた。地元の高校生・コージは、親友ユッキー、カズ、ミノルと一緒に300年に一度現れる奇跡の渦伝説語っている。そこへ、キックスケーターに乗った茜が現れ、彼らは洗練された美少女の姿に興奮するのだった。鳴門西高校に初登校した茜は、さっそくダンス部へ。しかし、ダンス部では、例の少年４人組が阿波踊りを踊っていた。勧誘されたが、ダサイ踊りと一蹴する。誰よりも阿波踊りを愛する男・コージは激怒、校庭でダンスバトルを繰り広げることになった。ギャラリーたちは、初めて見るヒップホップに大興奮するのだった。阿波踊り本番まで１ヶ月。阿波踊りとヒップホップを合わせた踊りをしようということになった。こうして、チーム「阿波DANCE」が結成されるのだった。阿波踊り部は茜からヒップホップを習うことになった。だが、阿波踊りの審査会で、コージの父・孝雄に「こんなん踊りやない」と却下されてしまう。そして、「チーム阿波DANCE」の活動も消滅してしまった。「AWA DANCE」は幻に終わってしまうのか？300年に一度の奇跡は起こるのだろうか？