せかいのおわり
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慎之介は、三沢雪彦店長と一緒に盆栽ショップ「苔moss」を営んでいる。他愛のない会話をしている二人の所へ、大荷物を抱えた慎之介の幼なじみ・はる子がやってきた。どうやら失恋して、彼氏のもとから逃げ出してきたという。その夜からはる子、慎之介、三沢の共同生活が始まるのだった。はる子は慎之介の気持ちに気づかない。しかし店長の気持ちはよくわかった。店長は慎之介のことが好きなのだ。だから店長は彼女（彼氏!?）を作らないらしい。慎之介ははる子とラーメン屋で待ち合わせて、思い切って想いを伝えた。 はる子は彼氏ができたことを慎之介に伝え、慎之介は呆気なくフラレた。そして、はる子は大荷物とともに去っていった。慎之介がナンパした女の子・恵利香と家で喋っていると、はる子が突然舞い戻ってきた。しかし、次の日、はる子はまた姿を消してしまうのだった。3人の想いは一体どこへいってしまうのだろうか。
- 公開日
- 2005年9月10日(土)
- 監督
- 風間志織
- 脚本
- 及川章太郎
- 撮影
- 石井勲
- 音楽
- 岸野雄一
- 製作年
- 2004
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 112
- INTRODUCTION
- 不倫と同性愛を描いた前作『火星のカノン』の風間志織監督最新作。大人になりきれない男女の、何気なく過ごす日々を情感あふれる映像で描き上げていく。彼氏を作るのは上手なのに恋愛が苦手な、はる子を演じるのは、『血と骨』で好演した中村麻美。はる子を想う慎之介役には、『青い春』で個性的な演技を披露した渋川清彦。そんな二人を見守る大人の男・三沢役には、「阿佐ヶ谷スパイダース」を主宰する長塚圭史。慎之介とはる子をやさしく見つめる、切ない役柄で新しい一面を見せている。また、小日向文世、高木ブー、田辺誠一といった個性派たちが、しっかりと脇を固め、風間ワールドを作り上げている。脚本は『火星のカノン』の及川章太郎、撮影も石井勲が引き続き参加。音楽は、CHUCK BERRY。楽曲「I'm Through With Love」が物語を爽やかに盛り上げている。
- STORY
- 慎之介は、三沢雪彦店長と一緒に盆栽ショップ「苔moss」を営んでいる。他愛のない会話をしている二人の所へ、大荷物を抱えた慎之介の幼なじみ・はる子がやってきた。どうやら失恋して、彼氏のもとから逃げ出してきたという。その夜からはる子、慎之介、三沢の共同生活が始まるのだった。はる子は慎之介の気持ちに気づかない。しかし店長の気持ちはよくわかった。店長は慎之介のことが好きなのだ。だから店長は彼女（彼氏!?）を作らないらしい。慎之介ははる子とラーメン屋で待ち合わせて、思い切って想いを伝えた。 はる子は彼氏ができたことを慎之介に伝え、慎之介は呆気なくフラレた。そして、はる子は大荷物とともに去っていった。慎之介がナンパした女の子・恵利香と家で喋っていると、はる子が突然舞い戻ってきた。しかし、次の日、はる子はまた姿を消してしまうのだった。3人の想いは一体どこへいってしまうのだろうか。
- CASTING
- ●中村麻美 1979年1月14日生まれ。神奈川県出身。95年『ファザーファッカー』で映画デビュー。主な出演作は、『御法度』（99）、『富江』（99）、『東京ゴミ女』（00）、『火星のカノン』（02）、『白い船』（02）、『星に願いを。』（03）、『River』（03）、『血と骨』（04）、『樹の海 JYUKAI』（05）など。 ●渋川清彦 1974年7月2日生まれ。、群馬県出身。主な出演作は、『殺し屋1』（01）、『WASABI』（02）、『火星のカノン』（02）、『ナインソウルズ』（03）、『ガールフレンド』（04）、『鏡心』（04）など。 ●長塚圭史 1975年5月9日生まれ。東京都出身。96年よりプロデュース・ユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」を立ち上げる。主な出演作は、舞台/「奇跡の人」、「西へ行く女」。映画/『tokyo sora』（02）、『リアリズムの宿』（04）など。 ●安藤希 1982年8月3日生まれ。千葉県出身。99年、『ガメラ3 邪神覚醒』で映画デビュー。01年毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞。主な出演映画に『富江 最終章 禁断の果実』（02）、『ファイト・ガールズ』（03）、『タッチ』（05）など。 ●土屋久美子 1969年10月16日生まれ。埼玉県出身。90年『バタアシ金魚』で映画デビュー。主な出演作は、『蝉祭りの島』(99）、『写楽』(95)、『非・バランス』(01)、『ひまわり』(00)、『阿修羅城の瞳』（05）など。
- 配給会社
- ビターズ・エンド