ﾊﾟｾﾘ
- 公開日
- 2005年5月28日(土)
- 監督
- 植田尚
- 脚本
- 植田尚
- 製作総指揮
- 小村一之
- 撮影
- 高田陽幸
- 音楽
- 高濱裕輔
- 製作年
- 2004
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 81
- INTRODUCTION
- パセリという名の少女。自分を見失いかけている青年。この二人の数日間は、いくつものテーマと謎が複雑に絡み合いながら進んでいく。主人公の一輝を演じるのは、ANB「仮面ライダーアギト」のギルス・葦原涼役でブレイクした友井雄亮。等身大の演技で難しい役どころを演じている。謎の少女・パセリには、「非・バランス」で第23回ヨコハマ映画祭・最優秀新人賞し衝撃のデビューを飾った派谷恵美。一輝の恋人焼役には、「未来戦隊タイムレンジャー」で脚光を浴び、その後も映画を中心に活躍している勝村美香が演じている。一輝のライバルで親友でもある藤崎を演じるのは、「日本一有名な素人」として注目を浴び、現在はバンド「PATCH WORK LIFE」でギター&ボーカルとしても活躍しているヨモギダ。本作品で映画初出演を果たし、エンディング曲も提供している。他に小倉一郎、光石研が出演。監督は、植田尚。本作で劇場作品デューとなる。
- STORY
- ストリート・ミュージシャンの一輝。彼は音楽事務所のマネージャー友引にスカウトされ上京してきた。しかし、友引は借金を作り失踪してしまうのだった。一瞬にして活動の場もマネージャーも失っってしまった。一輝はヤル気を無くし、恋人の恵にも別れられ、さんざんな生活に落ち込んでいた。そんなある日、一人の少女が彼の前に現れる。彼女は、自分の事を『パセリ』と呼んでいる。そして自分は幽霊だと言う。しかも、その姿は一輝にしか見えないと言い、一輝の本気の歌を聞かないと成仏出来ないと言うのだ。そんな時、失踪中の友引から一輝に連絡があり、もう一回やり直さないかと誘われる。そこで一輝は、以前友引の事務所に在籍していた同期でありライバルでもある藤崎のところへ、もう一回一緒にやろうと誘いに行く。しかし、事務所解散後の藤崎は、独自で努力しライブも成功していた。説得する一輝だったが、藤崎はこの誘いを断る。事務所に帰って来ると、そこには友引の姿は無かった。かわりに暴力団風の男たちがいた。友引は、一輝の名前で借金の肩代わり契約を交わしていたのだ。一輝の怒りは爆発した。信じていた人間に2度も裏切られ、人間不信に陥り何をする気力も失っていく。その一部始終を見ていた『パセリ』は、彼の本当の歌を思い出させようとするのだった。さて、パセリはどうするのだろうか。そして一輝はどうなっていくのだろうか。
- CASTING
- ●友井雄亮 1980年4月2日生まれ。大阪府出身。01年「仮面ライダーアギト」でデビュー。主な出演作は、「ゴジラ×メカゴジラ」（02）NHK月曜ドラマシリーズ「麻婆豆腐の女房」、「恋は戦い！」、「世界ウルルン滞在記」、ミュージカル舞台「阿国」など。 ●派谷恵美 1985年8月12日生まれ。千葉県出身。00年「非・バランス」で映画デビューし、第23回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。主な出演作は、「世界の終わりという名の雑貨店」(01)、「きょうのできごと」(04)、TV「私立探偵濱マイク」など。 ●勝村美香 1980年5月31日生まれ。茨城県出身。97年「バウンスko GALS」で映画デビュー。00年「未来戦隊タイムレンジャー」のゆうり役でブレイク。主な出演作は、「演じ屋」(01)、「新・影の軍団」(03)、「ＮＯＥＬ」(03)、「ＨＥＡＴ」(04)など。 ●ヨモギダ 1980年5月27日生まれ。茨城県出身。01年より「PATCH WORK LIFE 」でVo， Gとして活躍中。04年4月に１stシングル「Ｐ」を、同年7月には１stアルバム「”at CH-w ” 」11月にはクリスマス・シングル 「abusyday」を連続リリース。本作品のエンディング曲を提供している。