ベルリン・フィルと子どもたち

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ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者そして芸術監督に就任したラトルは新たな活動として「教育プロジェクト」を発足し、その一環で子供たちがバレエ曲を踊る「ダンスプロジェクト」を始動させる。 出身国や文化の異なる250名の子供たちが6週間に及ぶ猛練習を経て、ベルリン・アリーナの大舞台に挑んだ!それまでクラシックに全く縁がなく練習にも身が入らなかった子どもたちが、振付師ロイストン・マルドゥームの熱い指導のもと、20世紀を代表するバレエ音楽《春の祭典》の強烈なリズムと一体になり、舞台の上で今まで探せなかった「自分」を見つけて行く。
公開日
2004年12月4日(土)
監督
トマス・グルベ エンリケ・サンチェス・ランチ
撮影
レネ・ダメ マルクス・ウインターバウアー
出演
(ドキュメンタリー)
製作年
2004
製作国
原題
RHYTHM IS IT!
上映時間
105
INTRODUCTION
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者、そして芸術監督に就任した、サー・サイモン・ラトル。彼は新たな活動として「教育プロジェクト」を発足し、その一環で子供たちがバレエ曲を踊る「ダンス・プロジェクト」を始めた。出身国や文化の異なる250名の子供たちが6週間に及ぶ猛練習を経てベルリン・アリーナの本番に挑んだ。振付師ロイストン・マルドゥームの熱い指導のもと20世紀を代表するバレエ曲《春の祭典》の強力なリズムと一体になっていく。本作は2004年2月ベルリン映画祭でのワールドプレミアで、観客を熱狂と感動の渦に巻き込んだドキュメンタリーである。映画『ベルリン・フィルと子どもたち』は、サー・サイモン・ラトルが就任したベルリン・フィルにとって初の大掛かりな教育的プロジェクトの記録。監督はトマス・グルベとエンリケ・サンチェス・ランチ。《春の祭典》プロジェクトの舞台とベルリン・フィルのリハーサル風景をドキュメントした作品である。
STORY
2003年1月28日。ベルリン郊外のトレプタウ。工業地域の川沿いのバス倉庫跡に出来たベルリン・アリーナに、25ヶ国にわたる250名の生徒たちが集められた。彼等はストラヴィンスキーの《春の祭典》を踊ることになっていた。6週間にわたって、イギリス人の振付家ロイストン・マルドゥームと新主席指揮者に選ばれたサー・サイモン・ラトル率いるベルリン・フィルの下、入念なリハーサルを行い、本番に臨んだのである。ベルリン・フィルが2003年のシーズンに選んだ最も野心的なプロジェクト、舞台《春の祭典》の魅力的な経過を描いている。クラシックに縁がなく、踊りにも興味のない若者たちが初めてダンスの面白さに目覚めていく。ロイストン・マルドゥームと彼の助手スザンナ・ブロウトン、そしてフォルカー・アイゼナハの熱心で愛情あふれる指導とベルリン・フィルのリハーサル風景、3人の主役級の若者たちの視線を通じて、リハーサルの出来不出来、疑心と情熱、不安と自信の間をさまようプロジェクトの道程を知ることになる。そして、主役級の若者たちの驚くべき変化を垣間見るのだった。
CASTING
250名のベルリン在住の子供たち ロイストン・マルドゥーム(振付) スザンナ・ブロウトン(共同振付) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏) サー・サイモン・ラトル(指揮)
配給会社
セテラ・インターナショナル

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