シカゴ

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1920年代のシカゴ。スターを夢見るロキシー(レニー・ゼルウィガー)は、浮気相手を射殺して刑務所に送られ、そこで殺人罪で服役していた憧れのスター、ヴェルマ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と出会う。ヴェルマは敏腕弁護士ビリー(リチャード・ギア)に自らを被害者として演出させ、獄中でもスターの名声を高めていたが、ロキシーもビリーを雇い、シカゴ史上最もキュートな殺人犯としてヴェルマを凌ぐ人気を手に入れるのだが―。
公開日
2003年4月19日(土)
監督
ロブ・マーシャル
脚本
ビル・コンドン
撮影
ディオン・ビーブ
音楽
ダニー・エルフマン ジョン・カンダー
出演
レニー・ゼルウィガー キャサリン・ゼタ=ジョーンズ リチャード・ギア クイーン・ラティファ ジョン・C・ライリー テイ・ディグス ルーシー・リュー クリスティーン・バランスキー コルム・フィオール ドミニク・ウェスト
製作年
2002
製作国
原題
CHICAGO
上映時間
113
INTRODUCTION
1920年代のシカゴのセクシーで、ゴージャスな世界を完全映画化。スターダムを駆け上がる美しい歌姫と男たちを描いた、きらびやかで猥雑な魅力に見ちた刺激的なドラマである。この作品は、ボブ・フォッシーの最高傑作のミュージカルで、1975年に舞台初演で絶賛され、1996年にリバイバル。トニー賞主要6部門を受賞した。その完全映画化として、全米では2002年12月27日に77館で公開。2003年1月24日からは800館という超拡大上映でヒットを続けている。また、数々の賞のノミネートも決まった。ゴールデン・グローブ賞最優秀作品賞、主演女優賞、主演男優賞をはじめ続々とノミネートが発表された。ロキシーを演じるのは「ブリジッド・ジョーンズの日記」のレニー・ゼルウィンガー。野心的なキャラクターをきっちり演じている。ヴェルマには、「トラフィック」のキャサリン・ゼダ=ジョーンズ。パワフルな歌声とダイナミックなダンスで観る者を魅了していく。二人の女を操るのが、悪徳弁護士ビリー。彼には近作「運命の女」で好演のリチャード・ギアが扮する。歌い、踊り、その華麗なパフォーマンスは絶賛を浴びている。そして監督・振付は新鋭のロブ・マーシャル。「キャバレー」でトニー賞、「アニー」がエミー賞受賞という実績を持つ。不可能とされてきた舞台を映像化した、その驚くべき手腕は、ナショナル・ボード・レビュー最優秀新人監督賞を受賞した。
STORY
1920年代のシカゴ。この犯罪の匂いが漂う退廃的な街がこの映画の舞台。スターを夢見る一人の女ロキシー・ハートは、キャバレーの舞台に立ち、歌とダンスを演じて暮らしている。彼女は夫がいたが、ショーへの売り込みを期待して、ケイスリーと浮気をしている。ある日、売り込み約束が嘘とわかり、ロキシーはケイスリーを射殺して逮捕されてしまう。ロキシーは留置所で、喝采を浴びてていた歌姫ヴェルマを見つけて驚く。彼女は夫と姉を殺した罪を問われていた。ヴェルマは、女看守長を買収し、弁護士ビリー・フリンを雇う。ビリーはマスコミ操作に長けた悪徳弁護士。彼のお陰で、この凶悪な犯罪者は一転、可哀想な被害者として釈放されてしまうのだ。ビリーにとっては、裁判は金儲けの手段にすぎない。一方、ロキシーもヴェルマと同じ方法でビリーを雇い、解放される作戦に出た。そのビリーの立てた秘策は、彼女の生い立ちをすっかり変えてしまうことだった。ロキシーはステージ同様に、見事な演技で裁判の「観客」を魅了する。そして、彼女は、スターダムに駆け上がっていくのだった。
CASTING
●レニー・ゼルヴィンガー(ロキシー・ハート) 1969年テキサス出身。テレビ番組に出演後、「バッド・チューニング」(1993年)で映画デビュー。主な作品は「リアリティ・バイツ」(1994年)、「ザ・エージェント」(1996年)、「ライアー」(1997年)、「ブリジット・ジョーンズの日記」(2000年)。近作は「ホワイト・オランダー」(2002年)がある。 ●リチャード・ギア(ビリー・フリン) 1941年米国フィラデルフィア出身。舞台俳優としてスタートし、1973年にミュージカル「グリース」で主役を演じる。主な作品は「天国の日々」(1978年)、「アメリカン・ジゴロ」(1980年)、「愛と青春の旅立ち」(1982年)、「プリティ・ウーマン」(1990年)。近作は「運命の女」(2002年)がある。 ●キャサリン・ゼダ=ジョーンズ(ヴェルマ・ケリー) ウェールズ出身。10代からウエストエンドでタップを踊り、17才で「42ストリート」に出演。その後、テレビシリーズを経て、映画デビューを果たす。夫はマイケル・ダグラス。主な作品は「マスク・オブ・ゾロ」(1998年)、「エントラップメント」(1999年)、「ホーンティング」(1999年)、「トラフィック」(2000年)。近作は「アメリカン・スィート・ハート」(2001年)がある。 ●ジョン・C・ライリー(エイスモ・ハート) 1965年シカゴ出身。シカゴで舞台俳優として活躍。映画デビューはカジュアリティーズ(1989年)。主な作品は「ハードエイト」(1996年)、「ブギーナイツ」(1997年)、「シン・レッド・ライン」(1998年)。近作は「ギャング・オブ・ニューヨーク」(2002年)がある。
配給会社
20世紀フォックス映画

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