『長いお別れ』不思議な縁に導かれたキャスティング!メイキング画像解禁!

(C)2019『長いお別れ』製作委員会 (C)中島京子/文藝春秋
3月28日(木)

日本映画界を代表する豪華実力派俳優陣が集結した中野監督待望の最新作『長いお別れ』のメイキング画像が解禁された!

中野監督切望の末に実ったキャスティングとなった次女・芙美役を演じる蒼井優、長女・麻里役として自然とキャスト間の“和”を作り出していたという竹内結子、チャーミングさを保ちながら娘たちが気付いていないことにひとりだけ気付いているという繊細さを併せ持つ重要な役どころに母・曜子に松原智恵子。そして、父・昇平役には山﨑努をキャスティング。映画化のオファーをもらう前から原作を読んでいたという山﨑さんは「これが映画化されるとしたら、昇平役は自分のところにオファーが来るのではないか?」との、不思議な予感を感じていた。

また、過去の中野量太監督作品では、『チチを撮りに』や『湯を沸かすほどの熱い愛』だけでなく、短編『琥珀色のキラキラ』(09)においても、<家>が“もうひとつの主人公”といえる重要な役割を担ってきた。今回、東家の撮影場所に選ばれたのは千葉県郊外にある一軒家。実はこの家、つい最近まで実際に人が住んでいたという家屋になっていて「まだ人の気配がある」という点が、美術による作り込みだけでは生まれない“生きた家”の空気感を感じさせている。「居間からキッチンが見える」という間取りも、中野監督の過去作から散見される共通点だが「母親のいる場所」=「キッチン」だとすれば、そこから「家族のいる場所」=「居間」が見えるという位置関係は、本作においても欠かせない要素である。

また解禁されたメイキングでは、山﨑さんと監督や蒼井さん、竹内さん、松原さんら3人の女性陣が監督を中心に談笑している和やかなオフショットになっている。家族というものに向き合い続けてきた中野監督だからこそ、描くことのできる新しい認知症映画がここに誕生した。

5月31日(金) 全国ロードショー

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