カンヌが注目!インドの女性監督ロヘナ・ゲラ長編デビュー作『あなたの名前を呼べたなら』公開決定!!

(C)2017 Inkpot Films Private Limited,India
4月17日(水)

2018年カンヌ国際映画祭批評家週間「GAN基金賞」受賞、インドの女性監督ロヘナ・ゲラ長編デビュー作「SIR」が、邦題を『あなたの名前を呼べたなら』として公開される。

アメリカで大学教育を受け、助監督や脚本家としてヨーロッパでも活躍するムンバイ出身のロヘナ・ゲラ。インドと欧米という2つの視点を持つ女性監督が、差別が残るインド社会に変革を起こしたいという情熱で作り上げた本作。厳しい身分制度や因習を乗り越えて愛を育む男女の物語は、インドではまだ本作のスタッフやゲラ監督の家族ですら「絶対に起こり得ない物語」と断言するタブーなのだ。

逆境をはね飛ばして夢に踏み出すラトナを演じるのは、『モンスーン・ウェディング』(01)のティロタマ・ショーム。彼女自身もインド映画界を離れてニューヨーク大学の演劇教育の修士号を取得し、貧困や暴力に苦しむ人々のために活動した経験を持つ芯の強い女性だ。
『裁き』(14)のインド系シンガポール人のヴィヴェーク・ゴーンバルが、ラトナのやさしさとおいしい食事に癒され、心のままに生きようと目覚める御曹司アシュヴィンを演じる。

またフランス仕込みのシックなインテリアや、ラトナが目を輝かせる布市場の路地など、ムンバイのおしゃれな一面も楽しい見所。懐かしくて勇気が湧いてくる恋と目覚めの物語があたたかな喜びを連れてくる。
本作の二人が断然されている距離感を表現しつつも、異国情緒あふれるカラフルで美しいビジュアルも解禁となった。

8月2日(金)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開

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作品紹介

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