80年代のジュブナイル&スラッシャー映画を彷彿させる傑作青春ホラー映画の誕生!『サマー・オブ・84』日本公開決定!!

2017 (C) Gunpowder & Sky, LLC
3月18日(月)

『ターボキッド』で高い評価を得たカナダの映像制作ユニット“RKSS”最新作で、1980年代ホラーのスタイルと精神を今に甦らせた思春期映画『SUMMER OF 84』が『サマー・オブ・84』として日本公開される。本作は2018年のサンダンス映画祭でお披露目されるや否や観客と評論家を熱狂させた。

郊外に暮らす思春期真っ只中の15歳のオタク少年が、ひょんなことから隣に住む警察官が実は連続殺人犯なのではと疑いを抱き、メガネ・デブ・不良の親友3人とともに極秘捜査を開始するという物語。

『E.T.』『グーニーズ』『スタンド・バイ・ミー』『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』など、1980年代のアメリカは十代の若者たちを主人公にしたジュブナイル映画の黄金期であり、スラッシャー映画と呼ばれるホラー&スリラーが量産された時代でもあった。そんな80年代へのオマージュを捧げたジュブナイル&スラッシャー映画であり、未知なる不思議な出来事への好奇心に胸をふくらませた自身の原体験を投影させ、ノスタルジーとリアリティに満ちあふれた青春ホラーである。

監督を務めたのはROADKILL SUPERSTARS(RKSS)というユニット名で数多くの短編を手がけたのち、“BMX版『マッドマックス』”とも評されたSFアクション『ターボキッド』で長編デビューを飾り、SXSW映画祭最優秀観客賞などを受賞したフランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル。

仲間たちの友情、恋、家庭環境などを子供目線で細やかに描き、観る者を“あの時代”へとスリップさせる映像世界は、クライマックスで驚くべき急展開を迎え、しばし言葉を失うほどの残酷なエンディングへ突き進んでいく。まさしくその戦慄の結末は、『スタンド・バイ・ミー』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』がそうであったように、純粋無垢な思春期の終わりを鮮烈に描き出す。そして、観る者にトラウマ級の衝撃をもたらすことだろう。

8月3日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

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作品紹介

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