中江裕司監督最新ドキュメンタリー映画『盆唄』ポスタービジュアル&公開初日解禁!!

(C)2018テレコムスタッフ
11月21日(水)

第19回東京フィルメックス特別招待作品として上映が決定している『ナビィの恋』の中江裕司監督による最新ドキュメンタリー映画『盆唄』の公開が決定し、ポスタービジュアルが解禁された。

2015年。東日本大震災から4年経過した後も、福島県双葉町の人々は散り散りに避難先での生活を送り、先祖代々守り続けていた伝統「盆唄」消滅の危機にひそかに胸を痛めていた。そんな中、100年以上前に福島からハワイに移住した人々が伝えた盆踊りがフクシマオンドとなって、今も日系人に愛され熱狂的に踊られていることを知る…。盆踊りとは、移民とは。そして唄とは何かを探し求める200年におよぶ物語―。双葉の豊かな伝統芸能とハワイのボンダンス・日系文化にまつわる唄や音楽、その背景を監督が3年の歳月をかけ撮りあげた渾身のドキュメンタリー。

解禁されたビジュアルでは夕暮れにやぐらを囲み、大勢の人たちが踊る盆踊りの賑やかな写真が大きく目に入ってくる。提灯が風になびき、やぐらの中では歌い手、笛、太鼓を演奏する姿と、どこか懐かしい光景にも感じられる。しかし、メインコピー「虹のむこうのアロハの国へ 見つけましたよボンダンス 希望のかなたへ踊れや踊れ」とあるように、実は日本と思いきや、ここはハワイ。やぐらの中で演奏しているのは、福島県双葉町で今は避難先で生活をしている、この映画の主人公たち。福島とハワイの知られざるつながりを感じさせる、象徴的なデザイン。他にもアニメーションの写真なども盛り込まれ、ドキュメンタリー映画の枠を超えた内容を期待させている。

2019年2月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開。
フォーラム福島、まちポレいわきでも同日に公開が決定!

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作品紹介

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