セクシーな渋オジと最も旬な若手俳優!あなたはどちらのイケメンが好み?『今宵、212号室で』本編映像解禁!

(C)Les Films Pelleas/Bidibul Productions/Scope Pictures/France 2 Cinema
6月4日(木)

第72回カンヌ国際映画祭ある視点部門最優秀演技賞(キアラ・マストロヤンニ)を受賞したフランス映画『今宵、212号室で』より、時空を超えて過去と現在の夫が妻への変わらぬ愛を語り合う本編映像が解禁された。

マリアは、結婚して20年になる夫リシャールと二人暮らし。今ではすっかり“家族”になってしまった夫には内緒で、密かに浮気を重ねていたが、ある日ついにバレてしまう。怒ったリシャールと距離を置くため、マリアは一晩だけアパルトマンの真向かいにあるホテルの212号室へ。窓越しに夫の様子を眺めるマリアのもとに20年前の姿をした夫が現れ、さらには元カレたちも次々と登場、そのうえ夫の初恋相手のピアノ教師までもがかつての姿でやってきて、愛の魔法にかかった不思議な一夜が幕を開けた! もしもあの時、あの恋が成就していたら?かつての恋の思い出が脳内を走馬灯のように駆けぬけたあと、マリアが見つけた真実とは?

献身的だけどどこか冴えない夫リシャールを演じているバンジャマン・ビオレだが、フランス・ポップス界の名プロデューサーであり人気ミュージシャン。実生活では数々の美女との浮名を流してきたモテ男。セルジュ・ゲンズブールの再来とも言われ、哀愁を帯びた歌声とニヒルでダンディーな雰囲気で女性から人気を博している。若き日のリシャールを演じるのは、『アマンダと僕』で注目を集めたヴァンサン・ラコスト。リュミエール賞やセザール賞に度々ノミネートされるなど、若干26歳にして仏主要映画賞の常連俳優だ。

リシャールに浮気がバレ、一晩距離を置くために訪れた“212号室”で、20年前の姿のリシャールに遭遇するマリア。そして、リシャールの初恋相手のピアノ教師やマリアの歴代の元カレも続々と現れて…。さらには、現在と過去の2人のリシャールが対面を果たすシーンも。現在のリシャールは20年前の自分だと気づかず、妻の浮気相手の1人だと勘違いしているらしい。過去の自分に向かって、今も変わらぬ妻マリアへの愛を語らう姿はなんともロマンチックだ。そんな“2人”のリシャールの愛を一心に受けるマリアだが、心は揺れて…。果たして、無事に夫婦関係を修復することはできるのだろうか?

自由奔放な主人公マリアを演じたのは、マルチェロ・マストロヤンニを父に、カトリーヌ・ドヌーヴを母にもち、そのクールな美しさで観客を魅了してきたキアラ・マストロヤンニ。実は、キアラとバンジャマンは、実生活では2002年に結婚し一女をもうけ、2005年に離婚した“元”夫婦なのだ。また、キアラは、バンジャマンが2018年に発表した「¡Encore Encore!(feat.Chiara Mastroianni)」では楽曲に参加、MVにも登場しバンジャマンと共演している。

離婚後もお互いの話をメディアで語ったり、共演したりと仲むつまじい様子の芸能人はよくみかけるものの、夫婦役を演じる“元”夫婦は世界的にも珍しい(日本版“元”夫婦共演は、小泉今日子さんと永瀬正敏さん共演『毎日かあさん』)。この“元”夫婦キャスティングは、キアラとクリストフ・オノレ監督の指名によるもの。
それぞれの道を選んだものの、アーティストとして互いにずっと尊敬し認めあってきた2人が演じる夫婦のキャラクターには、どんな言葉や設定にもなり代わらない説得力があるのかもしれない。

【本編映像】時空を超えて過去と現在の夫が妻への変わらぬ愛を語り合う

6月19日(金)より、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテ他全国順次公開

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作品紹介

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