身分制度を乗り越えて…インドのタブー愛を描く!『あなたの名前を呼べたなら』予告解禁!

(C)2017 Inkpot Films Private Limited,India
5月25日(土)

差別が残るインド社会に変革を起こしたいという想いからインドと欧米という2つの視点を持つロヘナ・ゲラ監督が、厳しい身分制度や因習を乗り越えて愛を育む男女の物語…。インド出身の女性監督、ロヘナ・ゲラの長編デビュー作『あなたの名前を呼べたなら』の予告編が解禁された。

結婚して間も無く夫を病気で亡くし、若くして未亡人となった主人公のラトナ。厳しい環境に置かれながらも夢を持ち前向きに生きようとする芯の強い女性を演じるのは、『モンスーン・ウェディング』(01)で注目を浴びたティロタマ・ショーム。彼女は、インド映画界を離れてニューヨーク大学の演劇教育の修士号を取得、貧困や暴力に苦しむ人々のために活動した経験を持つ。また、ラトナの働く家のイケメン御曹司アシュヴィン役を演じるのは、インド系シンガポール人で『裁き』(14)のヴィヴェーク・ゴーンバル。ラトナの優しさに触れ、次第にアシュヴィンの閉ざされた心が開かれていく。フランス仕込みのシックなインテリアや、ラトナが目を輝かせる布市場の路地など、ムンバイの活気に満ち溢れた風景が見られるのも本作の魅力の一つ。

先日のインド・アメリカ芸術協会が主催する第19 回ニューヨーク・インド映画祭(NYIFF)では、数々の話題作が多い中、本作が作品賞、主演女優賞のW受賞を果たした。ベテラン女優を抑え、ティロタマ・ショームが主演女優賞を獲得、この作品に対する関心と評価に注目が集まる。

また、現在販売中の前売り券には「インドの子供達が作ったミサンガ」をプレゼント。
前売り券購入につき100 円が教育を受けられないインドの子供達の為の小学校運営に寄付される!

映画「あなたの名前を呼べたなら」予告編


8月2日(土)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

TOP